大阪ピアノサークルberceuse

思い出の更新

こんにちは(^ ^)
お盆のこの時期、お休みを取られている方の中には、
田舎に帰省するという方もおられると思います。
管理人もその中の1人。
子ども等、家族を連れて山口の岩国にある実家に帰ってきました。

地元を離れてもう20年近く経ち、帰る度に街並も変わってきているのを見ると、
自分の中に記憶される以前の街の風景との違いに違和感を感じることも多くなってきます。
実家の方も自分が家にいない間、大きな改修を何度か行なっているので、かつての自分の部屋も大きく様変わりしていて、
もうここにも自分の思い出の残存があまり残っていないような気がして、
少し寂しい気持ちになったりもしました。

そんな折、つい懐かしさもあって、昔の自分の本棚を漁っていた時に
見つけてしまったのが、この本・・・
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『ピアノレパートリー事典(春秋社)』と『弟子から見たショパン-そのピアノ演奏法と演奏美学(音楽之友社)』の2冊の初版本。
実は、どちらの本も自分で買ったものではなくて、人から借りたもの・・・
ピアノに興味を持つようになったきっかけを作ってくれた大学の時の友人が貸してくれたものでした。

「ピアノレパートリー~」の方は、ピアノ曲を作曲家別にまとめたカタログ的な内容で、
ちょっとした解説も載っているので読みやすいし、楽譜等の情報も載っているので、なかなか便利な本だったりします。
元々、カタログやガイド本の類が好きなこともあって、何気に開いてはよく眺めていた本でありました(^^;
「弟子から見たショパン~」の方は、ショパンの演奏美学や教育法、レッスンの様子等をショパンの弟子たちの言葉を交えながら解説した本で、
作曲家ショパンのピアノや演奏、教育に関する興味深いエピソードが豊富な資料を元に書かれていて、
これもまた、当時、友人の影響でショパンの魅力にハマりつつあった自分がよく読み返していた本でした。

その後、借りたまま何となく返すタイミングを逸し、自分の手元にず~っと置いたままになっていて、
最後は呆れてしまったのか、友人に、「もう差し上げるわ~」と言われてしまい、まんまと借りパクしてしまった思い出の品なのでした・・・(おいおい^^;)

その後、卒業、就職、引越しと繰り返す中で、
何故か本は実家の方へ行き、忘れられたかのように自分のかつての本棚の中にひっそりと眠っていたのです。

実はその後、どうしてもまた、これらの本が読みたくなり、改訂された新版の方も購入しています(^^;
その後、友人に再開した時に、そういえば・・・とこの本のことが話題になり、
所在不明なことを謝るとと大いに呆れられました・・・^^;
まさか実家の本棚に眠っているとは・・・
すみません・・・(-_-;)

この本、新版と旧版では装丁が全然違っていて、
パッと見は別の本のよう・・・
オリジナルと再販されたものでは、概してオリジナルの方がいい味を出していることが多かったりして、
僕も、この本は初版の方が装丁もどことなくいい雰囲気があるように感じられ好きだったりします・・・
「ピアノレパートリー~」の方は、再販の方が情報量も書き足されて内容は充実していると思いますが、
初版の方は、作曲家の顔写真(ない時代のは、絵)なんかも載っけていたりして、
こっちの方が観てて楽しいんだけどな~(・∀・)
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上が新版、下が旧版
旧版は作曲家の顔も分かるのが楽しい(・∀・)

これらの本を初めて手にして10何年近く・・・
その当時の思い出は、何度か更新されていき、本自身も新しい形に改訂されました。
そしてこの本を紹介してくれた友人が亡くなって、もう3年・・・
心の中の悲しい思いも、何度か更新され、あの時よりは幾分か柔らかくなってきたようにも思います。

ただ、実家の本棚に、あの当時のままひっそりと眠っていた本を発見し、中を開いてみると、
あの頃の懐かしい思い出が鮮やかに蘇ってきて・・・
その時、あの時のままに
更新されたくない思い出も確かにあるんだな~って思いました。

突然に彼方にいるあの人との思い出がよみがえる。
ありがとうとつぶやいてみる。
再開できてよかった~(´∀`)


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コメントコメント


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素晴らしいひとときですね。

素晴らしい本との出逢い、再会、思い出の人との心の中での再会。忙しい日々の中でのそういった時間って大切ですね。

この2冊の本、私も読んでみたいです。

新版より旧版の本が作曲家の顔が入っていたりしていいんですね。もう手に入らないでしょうしさらに貴重ですね。

kayo | URL | 2014/08/23 (Sat) 18:18 [編集]


Re: 素晴らしいひとときですね。

>kayoさん

コメントありがとうございます(^ ^)
思い出の品に再開するとその品にまつわる色々な思い出にも再開できて、
嬉しい時がありますね。
また、懐かしく思い出される思い出があることも幸せなことだと思います。
berceuseで知り合った皆さんとの思い出もきっと何10年後に
懐かしく思い出して、嬉しいと思える思い出として残っていくと思います(^ ^)
ありがとうございます。

kazu | URL | 2014/08/24 (Sun) 01:55 [編集]


 
 

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